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タイに行ってきました!(その2 バンコク編)

2022.05.25

サワディカップ!タイランドコンシェルジュスタッフのFです。

2022年3月末~4月上旬にタイに行ってきました(タイ政府観光庁視察ツアーに参加)。日本の出入国やタイの現地事情など、海外旅行を取り巻く状況はコロナ以前から大きく変わっていましたので、それを中心に数回に分けてレポートします。今回はその2 バンコク編です。

タイは観光立国ということもあり、日本に比べて水際対策緩和が大きく進んでいますので、バンコクの街中や観光地では多くの欧米の観光客の姿を目にしました。逆にアジア人はまだほとんど見かけません。なおタイではマスク着用義務があり、罰金制度もあるので注意が必要です。コロナ禍を経て新たなに登場した施設を中心に、バンコクとその周辺のスポットをいくつかご紹介しましょう。

【話題の新しい市場ジョド・フェアー】

人気だったタラートロットファイ・ラチャダー(鉄道市場)は惜しまれながら閉鎖されましたが、MRT(地下鉄)ラマ9世駅そばには新しい市場「ジョド・フェアー」がオープンしていました。インスタ映えするドリンクやおしゃれスイーツが目立っていて、日本の原宿を思わせる雰囲気で戸惑いました。ところが寿司屋台では炎天下放置されたどぎつい蛍光色の握りや軍艦が並び、ある意味のタイらしさに少しホッとしました。

【バンコクの新しいターミナル駅・バンスー中央駅】

フワランポーン駅に代わる新たなターミナル駅として、チャトゥチャック市場の近くにバンスー中央駅が開業していました。当駅からは、タイ全土への長距離列車が発着するだけでなく、日本の技術が使われたSRTという郊外列車がドンムアン空港まで開通しており、利便性が増しています。まだ未完成とのことですが、広大な駅構内は無機質的で、個人的には慣れ親しんだフワランポーン駅が好きです。そのフワランポーン駅も閉鎖される予定でしたが、バーンスー中央駅の構造上の問題が発覚したり等で延期になっており、何ともタイらしいですね。

【バンコクの新景観スポット ベンジャキティ森林公園】

バンコクの中心では、長らく工事中だったベンジャキティ森林公園がこの2月に完成していました。森や池のある広大な公園には、散歩が楽しめるスカイウォークが設けられています。朝夕なら是非散策やランニングがおすすめです。夜間はライトアップされ、周囲の高層ビル群との夜景が新名物となっています。バンコク都心は比較的公園が少ないだけに貴重な存在になりそうです。

【バンコク・ナイトツーリズムの様子】

バンコクの見どころの一つとなっているナイト・ツーリズムの中心パッポン、ナナ、ソイカウボーイ等では、一部店舗では「レストラン」としてオープンしており、出入国条件の緩和が進んでいる欧米の観光客を中心に、かつての賑わいを少しずつですが取り戻しつつありました。

【郊外の人気観光地チャチュンサオ】

バンコクの東に位置するチャチュンサオはタイ人にも人気の街です。巨大なピンク・ガネーシャで有名なワット・サマーン・ラッタナーラームはタイ人の週末観光客で溢れかえっていました。この時は久しぶりのタイの暑さと人の多さで参りました。木造建築が連なっていてレトロな雰囲気のあるタラート・バーンマイ・ロイピー(百年市場)は、運河の畔にあって日本の佐原のような水郷の趣がありおすすめスポットです。

次回はその3 チェンマイ編です。